楽天モバイルは数ある格安SIM・MVNOの中でも、特に安く利用できるということで注目されています。
特に楽天系サービスを頻繁に利用している方なら、絶対にチェックしておきたいのが楽天モバイルです。
こちらのページでは、そんな楽天モバイルの料金プランや追加オプション、初期費用・解約費用、割引の仕組みなどについて解説しています。
これを読めば、楽天モバイルの料金プランの選び方はもちろん、最大限安く利用するための知識を身に着けることができますよ!
楽天モバイルで月々のスマホ料金を大幅に削減しましょう!
楽天モバイルの料金プランをわかりやすく解説!
スーパーホーダイ | データ通信+国内通話・かけ放題がセットのプラン |
---|---|
組み合わせプラン | 基本はデータ通信のみ・プラスでオプションを選べるプラン |
楽天モバイルの料金プランは大きく分けると「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン」の2つです。
まずはこの2つの基本プランについて、料金プランの仕組みを理解しておきましょう。
【スーパーホーダイ】通信量+電話かけ放題のお得なプラン
プラン | ||||
---|---|---|---|---|
S | M | L | LL | |
データ容量 | 2GB | 6GB | 14GB | 24GB |
月額料金 | 2,980円 | 3,980円 | 5,980円 | 6,980円 |
国内通話 | 10分以内通話かけ放題 |
スーパーホーダイはプランS・M・L・LLの4つのプランから、データ容量・料金に応じて選択が可能です。
また、どのプランでも国内通話のかけ放題(1回10分以内)が付帯しています。
この料金だけをみると、格安SIMにしては意外と標準的な料金だと思うかもしれません。
でもここに「楽天会員割」「ダイヤモンド会員割」「長期割」の割引が付くと、月額料金が最大2,000円安くなります…!
Sプランならデータ通信&かけ放題が980円から使える、破格のプランだということがわかりますよね。
- 割引があるのはスーパーホーダイだけ
- もう1つの基本プラン「組み合わせプラン」では3つの割引は適用されません。スーパーホーダイでは割引も適用されることを考量すると、絶対にスーパーホーダイプランのほうがおすすめです。
【組み合わせプラン】基本プランと任意オプションを自由に選ぶ
通話SIM | 050データSIM (SMSあり) | データSIM (SMSなし) | |
---|---|---|---|
ベーシックプラン | 1,250円 | 645円 | 525円 |
3.1GBプラン | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GBプラン | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
10GBプラン | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
20GBプラン | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
30GBプラン | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
組み合わせプランでは「SIMカードの種類」「契約データ容量」の2つを決めることで月額料金が決定します。
また、ベーシックプランとは、高速通信は使えない代わりにデータ容量が無制限になるプランです。
各SIMタイプの概要については、以下のようになっています。
- 通話SIM…090/080/070で始まる電話番号が使える
- 050データSIM…050の電話番号、SMSが使える
- データSIM…データ通信のみ
また、このプランではかけ放題のオプションなどは一切ついていません。
「余計なものは一切つけたくない」「とにかくシンプルにしたい」という人におすすめのプランです。
とはいえ、あえて組み合わせプランにすることにあまり意味はなく、スーパーホーダイにしたほうが圧倒的にお得にはなります。
【楽天モバイルのオプション一覧】端末保障や留守電オプションはこちら
オプション | 月額料金 | 概要 |
---|---|---|
楽天でんわ10分かけ放題 | 850円 | 専用アプリからの通話が無料(1回10分以内の国内通話) |
スマホ修理・新機種交換保証 | 500円 | いざというときのための端末保証(楽天モバイルで購入した端末限定) |
つながる端末保証 | 500円 | 自然故障、破損・水没による故障の端末保証。楽天モバイル以外でもOK |
楽天モバイルWiFi | 362円 | 全国のBBモバイルポイント、Wi2のWi-Fiポイントを使えるようになる |
データ復旧サービス | 300円 | メール、画像、動画などのデータ復旧ができる(iOSは対象外) |
スマート留守電 | 390円 | 留守電サービス |
転送電話 | 無料 (従量課金) | 電話の転送サービス |
迷惑電話フィルタ | 100円 | 迷惑電話・いたずら電話を拒否できるサービス(ドコモ回線では無料) |
データシェア | 100円 | 同一名義内でデータ容量をシェアすることができるようになる |
楽天モバイルにはいろいろなオプションプランがありますが、その中から人気・利便性が高いものをピックアップしました。
このあたりのオプションなら必要に応じて追加してもよさそうです。
楽天モバイルの基本料金が安いからといって、あまり無駄なオプションをつけすぎると本末転倒になりかねません。
オプションは厳選して本当に必要なものだけを選びましょう!
すべてのオプションについては、「楽天モバイルの追加オプション一覧」を確認してみてください。
- かけ放題オプションのコスパは悪い
- 10分のかけ放題を付けるくらいならスーパーホーダイにしてしまったほうがお得になります。
追加容量パックでデータ容量を追加できる
追加容量 | 料金 |
---|---|
100MB | 300円 |
500MB | 550円 |
1GB | 980円 |
楽天モバイルで契約のデータ容量を使いきって通信量制限がきてしまったときは、追加容量パックでデータ容量を購入することができます。
大きな容量をまとめて買うほうがお得にはなるので、次月までの期間と使いそうな容量とをよく考えて追加購入を決めたいですね。
とはいっても、割高ではあるのであまり使わないようにするのがおすすめです。
スーパーホーダイプランと組み合わせプランの選び方は?比較して違いを理解しよう
スーパー ホーダイ | 組み合わせ | 通話SIM | 050データSIM | データSIM |
---|---|---|---|---|
2GB | 2,980円 | – | ||
3.1GB | – | 1,600円 | 1,020円 | 900円 |
5GB | – | 2,150円 | 1,570円 | 1,450円 |
6GB | 3,980円 | – | ||
10GB | – | 2,960円 | 2,380円 | 2,260円 |
14GB | 5,980円 | – | ||
20GB | – | 4,750円 | 4,170円 | 4,050円 |
24GB | 6,980円 | – | ||
30GB | – | 6,150円 | 5,520円 | 5,450円 |
特徴 | かけ放題 最大2,000円割引 | 通話可能 | 通話可能 (番号は050から) | 通話不可 |
このように2つのプランの料金を比べてみると、どちらを選ぶべきか迷いそうになる気もしますよね。
でも、結論からいうと、特別こだわりがなければ「スーパーホーダイ」を選ぶのが無難です。
というのも、スーパーホーダイは「楽天会員割」「ダイヤモンド会員割」「長期割」の3つの割引が適用できて、表の料金から最大2,000円も安くなるからです。
組み合わせプランでは、割引は一切ありません。
それでいて、かけ放題も利用できるわけなので、組み合わせプランを選ぶメリットはほとんどなくなります。
- 最大2,000円割引について
- 最大2,000円割引の内訳は、楽天会員割が500円、ダイヤモンド会員割が500円、長期割が最大1,000円です。楽天のダイヤモンド会員でなくても十分お得になることがわかりますよね。
電話番号を付けるならスーパーホーダイプランが圧倒的におすすめ
月額料金 | |
---|---|
楽天でんわ10分かけ放題 | 850円 |
電話番号が必要な人・SMSが必要な人を含め、ほとんどの人はスーパーホーダイのほうがおすすめです。
組み合わせプランでは月額料金にプラス850円すると、スーパーホーダイと同等のかけ放題オプションを付けることができます。
3つの割引を考慮すると、850円でかけ放題オプションを付けるくらいならスーパーホーダイにしたほうがお得になります。
組み合わせプランは電話番号が不要な人向け
組み合わせプランがおすすめなのは、データSIMだけでOK(電話番号はいらない)という人です。
「LINEなどの通話で十分」という人は組み合わせプランのデータSIMのほうが安くなることもあります。
かけ放題なしでも電話番号をつけるなら、通話SIMや050データSIMを選ぶよりもスーパーホーダイのほうがおすすめです。
楽天モバイルの初期費用や解約時の手数料を確認しておこう
楽天モバイルの基本プランについて確認できたら、初期費用や解約時の費用も把握しておきましょう。
「知らなかった」ではあとから損した気分になってしまいますよね。
一連の料金も把握しておくと、思わぬ出費を避けることができますよ!
入会時の事務手数料は約3,000円
事務手数料 | |
---|---|
docomo回線 | 3,394円 |
au回線 | 3,406円 |
docomo回線とau回線で若干異なりますが、楽天モバイルの初期費用は約3,000円です。
この事務手数料には、いわゆるSIMカード準備料なども含まれているので、初期費用はこれがすべてになります。
これはほかの格安SIM・MVNOキャリアと比べても標準的で、楽天モバイルが特別高額なわけではありません。
どの格安SIMキャリアでも3,000円程度の初期費用がかかります。
- 初期費用の支払方法
- ネットでの申し込みの場合、初期費用は1か月目の利用料金とともに引き落としになります。初月は事務手数料分だけ高くなることを頭に入れておきましょう。
最低利用期間内の解約で違約金9,800円がかかる
最低利用期間 | |
---|---|
スーパーホーダイ | 1年~3年(12か月~36か月) |
組み合わせプラン | 1年(12か月) |
楽天モバイルではプランによって、1年~3年の最低利用期間が定められています。
この期間内に解約をすると、契約解除料(違約金)として9,800円がかかるので注意が必要です…!
ただ、「最低利用」なので自動更新はなく、最低利用期間を過ぎた後はいつ解約しても違約金は発生しません。
スーパーホーダイの最低利用期間については、1年・2年・3年のどれかを選択し、その期間に応じて「長期割」が適用されます。
長期割については、この後の「【長期割】最低利用期間に応じて割引が適用される」で詳しく解説しますね。
- 解除料は一律9,800円
- 契約期間が1年でも3年でも、楽天モバイルの解除料は一律9,800円です。最低3年契約にしたほうが長期割の割引額が大きくなるので、契約するなら3年で契約したほうがお得になります。
MNP転出のときは3,000円の手数料がかかる
楽天モバイルを解約してほかのキャリアに乗り換えるときは、MNP転出をするか・しないかを選ぶことができます。
そして、MNP転出をする場合は手数料として3,000円がかかります。
ちなみに、MNP手数料はどこのキャリアでも3,000円なので、楽天モバイルだけのデメリットではありません。
また、MNP転出をしないシンプルな解約であれば手数料はかかりません。
- MNP転出とは
- MNP転出とは、電話番号を引き継いで他社キャリアに乗り換えすることです。MNP転出をすれば、今使っている電話番号をそのままに、キャリアだけ乗り換えることができます。
楽天モバイルの割引プランやキャンペーンを活用しよう!
楽天モバイルの基本的な割引の仕組みはこのようになっています。
楽天会員割、ダイヤモンド会員割、長期割は合わせて最大2,000円も安くなるので、上手に活用しましょう!
また、随時開催されるキャンペーンにもうまくの乗れると、さらにお得に乗り換えができますよ!
【楽天会員割】楽天会員なら誰でも適用!2年間500円割引
割引額 | 500円 |
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割引期間 | 2年間(24か月) |
対象プラン | スーパーホーダイ |
楽天会員割は”楽天会員ならだれでも“受けられる月額500円の割引です。
ただし、割引が適用されるのは2年間(24か月目)までになります。
それでも500円×24か月=累計6,000円お得になるので、必ず楽天会員にはなっておきましょう!
【ダイヤモンド会員割】ダイヤモンド会員なら1年目はさらに500円割引
割引額 | 500円 |
---|---|
割引期間 | 1年間(12か月) |
対象プラン | スーパーホーダイ |
ダイヤモンド会員割は、その名の通り楽天のダイヤモンド会員だけが受けられる割引です。
ダイヤモンド会員の基準は楽天の公式サイトを確認できますが、半年で4,000ポイント(1ヶ月あたり666ポイント)が主な条件になります。
キャンペーンや楽天系サービスを利用していれば、それほど厳しい基準ではないので、楽天モバイルを申し込む前に確認してみましょう。
- 途中からダイヤモンド会員になったら?
- ダイヤモンド会員割が適用されるのは「楽天モバイル利用開始から12か月」です。つまり、3か月目からダイヤモンド会員になると、割引が適用されるのは残りの9か月分ということになります。
【長期割】最低利用期間に応じて割引が適用される
1年契約 | 2年契約 | 3年契約 | ||
---|---|---|---|---|
割引額 | – | 500円 | 1,000円 | |
総割引 金額 | 10ヶ月 利用 | 0円 | 5,000円 | 10,000円 |
20ヶ月 利用 | 10,000円 | 20,000円 | ||
24ヶ月 利用 | 12,000円 | 24,000円 | ||
違約金 | 9,800円 (1年以内解約) | 9,800円 (2年以内解約) | 9,800円 (3年以内解約) |
長期割では2年契約で月500円、3年契約で月1,000円が割引になるプランです。
緑のエリアが累計割引額>違約金となるエリアで、長期割を適用したほうがお得になっていることを示しています。
また、2年契約と3年契約では違約金が変わらないことにも注目です。
・2年契約で2年で解約…12,000-0(違約金ゼロ)=12,000円お得
・3年契約で2年で解約…24,000-9,800=14,200円お得
このように2年で解約する場合、3年契約にしたほうが結果的にはお得になります。
そのため、基本的には3年契約にしてMAXの月1,000円割引を適用するのがおすすめです!
- 長期割の適用も2年間
- 長期割の適用も2年間限定になります。25か月目からは500円または1,000円の割引はなくなることを覚えておきましょう。
期間限定キャンペーンやキャッシュバックは随時行っている
楽天モバイルでは期間限定で入会キャンペーンやキャッシュバックなどのキャンペーンを行っていることがあります。
過去に開催されていたキャンペーンをいくつか挙げると…
- スマホ端末が約3万円割引
- 2回線目が1年間無料
- 20,000ポイントプレゼント
このように期間限定ではありますが、お得なキャンペーンが多数開催されています。
どんなキャンペーンがどの時期で来るかは予想が難しいですが、大体なにかしらのキャンペーンはやっているのでチェックしておきましょう!
最新のキャンペーンやキャッシュバック特典については、楽天モバイルの公式サイトを確認してみてください。
楽天モバイルのお得な料金プランを実際にシミュレーションをしてみよう!
楽天モバイルの料金プランや割引プラン、初期費用・解約費用などについてまとめました。
ここまできちんと理解できた方なら、楽天モバイルの料金プラン選びはばっちりだと思います。
念のために、料金プランと安く利用するポイントについてまとめますね。
- 基本はスーパーホーダイでOK
- 電話/SMSがいらないなら組み合わせプランもあり
- 割引適用はスーパーホーダイだけ
- 楽天会員割、ダイヤモンド会員、長期割の3つで最大2,000円引き
- 長期割は3年契約が一番お得
楽天モバイルの公式サイトでは、条件を入力していくと月額料金のシミュレーションができるツールが利用できます。
せっかくなのでシミュレーションツールも活用して、どれくらいお得になるかを実感してみてくださいね。
楽天モバイルに乗り換えると、スマホ料金が安くなって家計にゆとりができます。
節約したスマホ料金の分で貯金したり、ちょっと贅沢できたりと、生活水準をちょっとアップさせることができますよ!
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