東京メトロは、東京中心部~周辺地域に渡る9つの地下鉄を運営しているので、移動手段として利用する人は多いですよね。
メトロポイントは、東京メトロの利用などで貯まるポイントで、PASMOまたはTo Me CARDを持っているとポイントを貯められますよ。
ところが、メトロポイントを貯めたくても…
- なかなか貯まらないんだけど…
- 東京メトロに乗る以外には貯まらないの?
- 使い道がわからない
このように疑問や不安があって、メトロポイントを貯めるチャンスを逃しているかもしれません。
そこで、このページでは、メトロポイントの6つの貯め方と3つの使い方について詳しく解説しています。
これさえ読めば、メトロポイントを賢く貯める方法がわかるので、どんどん貯まってお得に使いこなせますよ!
東京メトロの「メトロポイント」を簡単解説!
メトロポイントを貯めたり使ったりするには、メトロポイントグラブに登録した「PASMO」か、メトロポイントPlusに登録した「To Me CARD」のどちらかが必要です。
これらがあれば、東京メトロや加盟店、PASMOのチャージなどでメトロポイントを貯められますよ。
会員サイトと多機能券売機で簡単に登録できるので、手順については下にまとめておきますね。
メトロポイントの有効期限は最長2年間
メトロポイントには最長2年の有効期限があり、これを過ぎると失効してしまいます。
ポイントが反映した日から、翌々年の3月末まで有効です(1~3月のポイントは翌年の3月末まで)。
例えば、2018年の4月から2019年3月までの、1年間に貯まったメトロポイントの有効期限は、2020年3月末となります。
失効するタイミングは3月末と覚えておき、そのときまでにメトロポイントを使えば大丈夫ですよ。
- ポイント反映は毎月11日
- メトロポイントは、利用したその日に反映するのではなく、集計してから毎月11日に反映されます。会員サイトの「メトロポイント口座」で確認できますよ。
残高や履歴の確認は「メトロポイントクラブ」から
メトロポイントの残高や履歴は、メトロポイントクラブの会員サイトから確認可能です。
ログインすると、トップページに現在のポイント残高が表示されますよ。会員サイトではポイントの履歴照会・会員情報の確認・変更もできます。
または、駅にある多機能券売機でも残高や履歴をチェックできるので、こちらを使いたい方は操作画面もチェックしてみてくださいね。
- ログイン情報は忘れずに
- 仮登録のときに発行される「お客様番号」はログインに必ず必要です。また、会員サイトや券売機で使う「WEBパスワード」「駅パスワード」は別物なので、間違えないように保管しておきましょう。
貯まらない人必見!メトロポイントの貯め方5つを徹底解説
貯まりやすさ | 手軽さ | |
---|---|---|
東京メトロ利用ボーナス | ![]() | ![]() |
クレカの乗車ポイント | ![]() | ![]() |
メトロポイントPlus加盟店 | ![]() | ![]() |
PASMO定期券購入 | ![]() | ![]() |
ポイント移行 | ![]() | ![]() |
東京メトロを利用して貯めるのはもちろんですが、ほかにもメトロポイントを貯める方法はたくさんあります。
なかなか貯まらない人は、これらの方法を知らないだけかもしれません!
加盟店の利用やPASMOチャージ・定期券、ポイント移行など、さまざまあるので詳しく解説していきますね。
- メトロポイントの5つの貯め方
1. 東京メトロの利用ボーナスで貯める
デイリーポイント | ホリデーポイント | ボーナスポイント | |
---|---|---|---|
適用条件 | 毎日の乗車 | 土日祝の乗車 | 1か月10回以上の乗車 |
付与ポイント | 3ポイント/日 | 7ポイント/日 | 10ポイント/10回 |
注意点 | 1日複数回乗っても3ポイント | 1日複数回乗っても7ポイント | 1日複数回乗った分カウントされる |
※定期券区間内の利用はポイント対象外
東京メトロの利用では、上にまとめたポイントが付与されます。
乗車するだけで3ポイントがもらえて、土日祝ならさらに+4ポイントアップしますね!
1か月の間で10回以上乗ると10ポイント、20回以上なら20ポイントと、10回単位でボーナスポイントがあるので、たくさん乗ればどんどん貯まる仕組みです。
ちなみに、定期券区間内の乗車はポイント対象外ですが、区間外へ乗り越しor区間外から乗車すればポイントは付与されますよ。
結局、支払った運賃の中に東京メトロ線が入っていればOKなので、通勤・通学以外の利用でポイントが貯まります!
2. クレジットカードの乗車ポイント「メトロポイントPlus」で貯める
To Me CARD種類 | 平日 | 土日祝 | 年会費 |
---|---|---|---|
ゴールド | 20ポイント/回 | 40ポイント/回 | 10,000円 |
Prime | 10ポイント/回 | 20ポイント/回 | 初年度無料 2年目から2,000円 |
ソラチカ | 5ポイント/回 | 15ポイント/回 | 初年度無料 2年目から2,000円 |
一般 | 2ポイント/回 | 6ポイント/回 | 無料 |
※定期券区間内の利用はポイント対象外
東京メトロのTo Me CARDに搭載されたPASMOを、メトロポイントPlusに登録しておけば、乗車するだけで上にまとめたポイントが付与されます。
つまり、PASMO一体型のTo Me CARDを持っていれば乗車ポイントが貯まりやすいですね!しかも、乗車1回ごとにポイントが付くので、1日に複数回乗車すればポイントもさらにアップします。
ゴールドカードはハードルが高くても、Primeやソラチカカードでも十分にメトロポイントが貯まるので、検討してみてくださいね。
ゴールドカードやPrimeはメトロポイントをがっつり貯めたい人向け、ソラチカカードはANAマイルを貯めたい人向けのカードになっています。
3. メトロポイントPlus加盟店の利用で貯める
- METRO’S(東京メトロの売店)
- Echika、Echika fit
- Metro pia
- Esola
- 自動販売機、コインロッカー
※メトロポイントPlusのロゴが掲示されている店舗・自販機・ロッカーに限る
上には、メトロポイントPlusの加盟店をまとめています。
To Me CARDを使って、上記の店舗にてPASMO決済をすると、メトロポイントが貯まりますよ。
ポイント付与率は、200円で1ポイントです(自販機・ロッカーは100円で1ポイント)。
ちなみに、ゴールドカードならポイント付与率2倍です。
東京メトロの駅ビルやエキナカでも、賢くポイントを貯められますね!
4. PASMO定期券の購入で貯める
To Me CARDでPASMO定期券を購入すると、1,000円につき5ポイント貯まります(0.5%還元)。
定期券窓口・多機能券売機のどちらで購入してもポイント付与されますよ。
ちなみに、クレジットカード会社のポイントも0.5%還元されるので、ダブルで貯まっていきます。
二重取りでポイントを増やせるのでお得感が増しますね!
例えば、1万円のPASMO定期券を購入したとき、50円分のメトロポイントと、50円分のカード会社のポイント(合計100円分)が貯まる仕組みです。
5. Oki Dokiポイントなどの提携ポイントをメトロポイントに移行して貯める
これらの提携ポイントは、200ポイント→1,000ポイントとしてメトロポイントに移行できます。
各カード会社のポイントは、1ポイント=3.5~4.5円分に相当するので、メトロポイントへの交換率は100%以上ありますね。
お得にメトロポイントへ移行して貯められるので、ポイントの使い方に迷ったら検討してみてくださいね。
- 移行について
- 各カード会社のマイページで、To Me CARDを紐づけしてから、メトロポイントへ移行を行います。締日によりますが、1~2か月でメトロポイントに反映しますよ。
【メトロポイントの3つの使い方】交換先は用途に合わせて選ぼう
メトロポイントは、東京メトロの利用以外でも効率よく貯められるとわかったので、次は便利な3つの使い方について解説します。
基本的に、メトロポイントの使い方はチャージやポイント交換になります。
お得に私鉄に乗ったり、便利に買い物したりと、用途に合わせて交換先を選べるので、自分に適した使い方を見つけてくださいね。
- メトロポイントの3つの使い方
1. PASMOにチャージする
- 多機能券売機の「メトロポイント」から進む
- 「メトロポイントでチャージ」を選択
- 4ケタの確認番号を入力
- チャージ金額を入力し、確認・完了
貯まったメトロポイントは、このように多機能券売機を使ってPASMOへチャージできます。
To Me CARD(PASMO一体型)または、別のPASMO(ICカード型)にもチャージ可能です。
画面上には、500円・1,000円・2,000円…単位で表示されますが、「その他ポイント」を選択すれば10円からチャージできるので、少額でも問題ありません。
お得に私鉄に乗りたいなら、メトロポイントをPASMOへチャージして使ってみてくださいね。
- 確認番号とは
- 4ケタの確認番号について、初期設定では生年「月日」の4ケタになっています。会員サイトや券売機で任意の確認番号へ変更可能ですよ。
2. 楽天スーパーポイント・nanacoポイントに移行する
- To Me CARD会員サイトにログイン
- 「メトロポイント移行申請」に進む
- 楽天→「楽天IDとパスワード」、nanaco→「nanaco番号」を入力
- 交換ポイントを入力して申込完了
メトロポイントを、楽天スーパーポイント・nanacoポイントへ、500ポイントから移行できます。
上記の手順通り、To Me CARDの会員サイトから移行手続きをしてくださいね。
完了してから、1~2か月後に楽天・nanacoポイントとして利用できるようになりますよ。
楽天でネットショッピングに使ったり、nanacoでセブンイレブン支払いに充てたりと、お得に買い物したい人におすすめです。
3. ANAマイルに交換する
To Me CARD | ソラチカカード | |
---|---|---|
交換ポイント | 1,000ポイント→600マイル | 100ポイント→90マイル |
交換率 | 60% | 90% |
交換単位 | 1,000ポイント毎 | 100ポイント毎 |
交換率は若干下がりますが、メトロポイントはANAマイルにも移行できます。
To Me CARDとソラチカカードでは、上にまとめた通り交換率や交換単位も異なっていますね。
ソラチカカードはANAカード一体型でもあるので、ANAマイルへの交換率が優遇されており、交換率が高めです。
交換単位も100ポイントからと低い設定なので、短期間ですぐにANAマイルに移行できますよ。
ANAマイルを貯めたいなら、ソラチカカードに入会するのがおすすめです!
ANAマイルを貯める必須ルート「ソラチカルート」を簡単解説
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

国際ブランド |
---|
JCB |
電子マネー |
PASMO |
年会費 | ポイント還元率 | ポイント名 | |
---|---|---|---|
初年度 | 2年目~ | ||
無料 | 2,000円 | 0.5%~ | Oki Dokiポイント, メトロポイント, ANAマイル |
発行まで | 付帯保険 | ||
最短2週間程度 | 国内旅行保険, 海外旅行保険 ショッピング保険 | ||
限度額 | 支払い方法 | ||
審査時に決定 | 一括/2回/分割/リボ/ボーナス |
ETC 家族カード PASMO一体型カード
- PASMO定期・オートチャージ対応
- PASMOチャージ・定期購入でもポイントが貯まる
- 東京メトロの乗車ポイントがお得
- nanaco還元率は最大1.5%
- ANAマイラー必見の「ソラチカルート」
ANAマイルを上手に貯められるソラチカカードは、ANAカード・To Me CARD・PASMO・PASMO定期券のすべての機能が一体型になっています。
ANAカードでもあるので、カードの入会・継続・搭乗ボーナスでマイルが貯まりますし、ANAカード加盟店での買い物でもマイルがどんどん貯まります。
ほかにも、空港や旅行関連サービスが割引になるなど、ソラチカカードはANAカードの特典を存分に受けられます。
ここでは、ソラチカカードならではのANAマイルの貯め方「ソラチカルート(新ソラチカルート)」について簡単に解説していきますね。
交換率90%でメトロポイント→ANAマイルに交換できる
ソラチカカードの利用で貯まったメトロポイントは、100ポイント→90ANAマイルに交換できるので、交換率は90%です。
他社のポイントからANAマイルへの交換ルートは少なく、あったとしても交換率が60~70%だったり、手数料が取られたりします。
その中でソラチカカードの交換率90%はかなり高く、ほぼ損せず、お得にANAマイルへの移行ができますね。
他社ポイントでは、複数の交換を繰り替えしてやっとANAマイルにする方法があるほどですよ。
それだと交換ルートが下がるので、やはりソラチカカードで貯めたメトロポイントをANAマイルにするのが一番効率が良いです。
- LINEルートが閉鎖
- これまでは「○○ポイント→Gポイント→LINEポイント→メトロポイント→ANAマイル」のように交換することで、ほとんどのポイントを交換率90%でANAマイルに変換できましたが、LINE→メトロポイントのルートが閉鎖したことで交換率は少し低くなっています。
ソラチカルートの毎月の交換上限は20,000ポイント
お得なソラチカルートですが、交換は月1回まで・上限は20,000ポイントまでと決められています。
毎月大量ポイントを交換する人はあまりいないと思いますが、一応知識として覚えておくと安心です。
また、回数は月1回と決まっているので、「100ポイント貯まったらその都度交換しよう」と考えずに、一気に交換するようにしてくださいね。
上限20,000ポイントを超えない範囲で、お得にANAマイルに交換しましょう!
まとめ
メトロポイントの5つの貯め方と3つの使い方、そしてお得なソラチカカードについても紹介しました。
東京メトロの利用以外にも、クレジットカードの利用やポイント移行など、知っておけば実践しやすい貯め方があるとわかりましたね。
ここでもう一度、メトロポイントの6つの貯め方について簡単におさらいしておきましょう。
特に、To Me CARDを持っていれば、クレジットカードの利用でメトロポイントが貯めやすいですね!
もちろん、PASMOだけでも貯まるので、今現在PASMOしか持っていない人も大丈夫ですよ。
次に、メトロポイントの使い方についても簡単に再確認していきますね。
PASMOやポイント・マイルへ移行など、用途に合わせて交換先を選べるのが便利です。
メトロポイントは、貯め方を知っておけばどんどん増えていくので、日常がお得になりますよ。
ANAマイラーにもおすすめできる、ANAカード一体型「ソラチカカード」も、ぜひ検討してみてくださいね。
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