- 現在docomo/au/SoftBankで契約したiPhoneを利用中
- そのままのiPhoneで格安SIMに乗り換えたい
- そもそも乗り換えできる?電話番号はどうなる?
こちらのページは、このように「いま使っているiPhoneで格安SIMに乗り換えたい」という人のための完全ガイドです。
いま使っているiPhoneの機種にかかわらず、iPhone7でも、iPhone8でも同じように手続きを進めることができます。
これさえ読めばiPhoneで格安SIMに乗り換えるまでの手順を完ぺきにマスターすることができますよ!
iPhoneで格安SIMに乗り換えるための全体の流れを把握しよう
まずはiPhoneで格安SIMに乗り換えるときの、全体の流れを確認しますね!
いまのキャリアから「iPhoneに」乗り換えるときの手順は以下のようになります。
基本的な手順は全部で4つです。
どの操作もそこまで難しい操作ではないので、なんとなく難しいイメージを持っている人でも問題ありません!
docomo/au/SoftBankのどのキャリアからも乗り換えがスムーズにできるように解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 新しいiPhoneを使う場合
- Appleストアなどで購入したSIMフリー端末の新しいiPhoneを使う場合は「1」と「4」の前にバックアップ・復元の操作が入ります。その他の操作は基本的に同じです。
【手順1】iPhoneのSIMロックを解除しておく
まずはiPhoneのSIMロックを解除しましょう。
キャリアで購入したiPhoneにはSIMロック(docomo端末であればdocomoSIMカードしか使えない制限)がかかっているので、まずはこれを解除する必要があります。
SIMロック解除に有効期限はないので、SIMロックの解除はどのタイミングでやっても大丈夫です。
一度やっておけば乗り換えたくなったタイミングでスムーズに乗り換えができるので、早めにやっておくことをおすすめします!
docomoのiPhoneを使っている場合
受付時間 | 費用 | 概要 | |
---|---|---|---|
PC | 24時間 | 無料 | My docomoから手続き(スマホ不可) |
電話 | 09:00~20:00 | 3,000円 | 151へ発信(docomo端末のみ・通話料無料) |
ドコモショップ | 店舗による | 3,000円 | ドコモショップへの持ち込み |
docomoで購入したiPhoneのSIMロックを解除する方法は全部で3つです。
おすすめは24時間いつでも手続きができて、費用も掛からないMy docomoからのSIMロック解除になります。
また、SIMロック解除ができるiPhoneには条件があるので、こちらも併せて確認しておきましょう。
- iPhone6S以降の端末であること
- ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
- 契約者本人の購入履歴があるiPhoneであること
- 購入日から100日経過したiPhoneであること
- 解約日から100日経過していないこと(ドコモを解約済みiPhone)
この5つの条件を満たしているiPhoneであればSIMロック解除をすることができます。
SIMロック解除の3つのやり方について解説しているので、ピンときたものを選んでみてくださいね。
- docomoのiPhoneのSIMロック解除
My docomoからの手続き(PCのみ・スマホ不可)
ここまでの手続きを完了すると「8」で選択したメールアドレスにSIMロック解除の完了通知が届いています。
通知が来ていれば正しくSIMロックが解除され、これで手続きは終了です!
まったく難しい操作ではありませんが、もし通知が届いていない場合はdocomoサポートに確認してみましょう。
電話で解除申し込み
- 151へ発信(docomo端末のみ)
- オペレーターにSIMロック解除の旨を伝える
- 手数料3,000円が翌月分で引き落とし
ドコモ端末から151へ電話をかけると、ドコモサポート窓口につながります。
手数料3,000円がかかりますが、ここでもSIMロック解除が可能です。
SIMロックの解除自体は「2」でSIMロック解除をしたいと電話をしたタイミングで完了します。
事務手数料の3,000円はドコモスマホの利用料金と一緒に、翌月の引き落としになることも併せて覚えておきましょう。
ドコモショップへの持ち込み
- 近くのドコモショップへいく
- SIMロック解除をしたいiPhoneを店員に渡してSIMロック解除を依頼する
- 手数料3,000円が翌月分で引き落とし
ドコモショップへの持ち込みでも、手数料がかかりますがSIMロックを解除することができます。
自分でやるのが面倒・不安な人はドコモショップでSIMロック解除をしてもらいましょう。
ちなみに、手数料の引き落としは翌月ですがSIMロック解除自体はすぐに終了します。
auのiPhoneを使っている場合
受付時間 | 費用 | 概要 | |
---|---|---|---|
PC・スマホ | 09:00~21:30 | 無料 | My auから手続き |
auショップ | 店舗による | 3,000円 | auショップへの持ち込み |
auのiPhoneのSIMロックを解除するには2つの方法があります。
My auからのネット手続き、auショップへの持ち込みの2つの方法がありますが、おすすめは手数料のかからないMy auからの手続きです。
また、SIMロック解除には条件があり、解除できるiPhone・解除できないiPhoneがあるのでこちらも併せて確認しておきましょう。
- iPhone6S以降の機種であること
- 契約者本人の購入履歴があること
- ネットワーク利用制限中でないこと
- 機種購入日から101日目以降であること
(機種代一括払いであれば101日以内でも可) - 解約日から100日以内であること(ドコモを解約済みiPhone)
この条件5つをすべてクリアしていれば、問題なくSIMロックの解除をすることができます。
SIMロックを解除する2つの方法について、もう少し詳しく解説していきますね。
- auのiPhoneのSIMロック解除
My auから手続き(PC・スマホ)
My auからのSIMロック解除は4STEPで簡単なうえに費用もかかりません。
こちらからMy auにログインすれば、スムーズにSIMロック解除に進むことができます。
手続きが完了する画面で「手続き完了」という画面が表示されればSIMロック解除は成功です。
エラーが出る場合はauショップまたはauサポートに確認してみましょう。
auショップへの持ち込み
- 近くのauショップにiPhoneを持ち込む
- SIMロック解除をしたいことを伝える
- SIMロック解除完了
- 手数料引き落としは翌月
auショップへの持ち込みでSIMロックを解除する場合、自分でやることはなにもありません。
強いていくならauショップに行くくらいですね。
また、SIMロック解除自体は当日中に完了しますが、手数料の引き落としは翌月の請求と合算されます。
SoftBankのiPhoneを使っている場合
受付時間 | 費用 | 概要 | |
---|---|---|---|
PC・スマホ | 24時間 | 無料 | My SoftBankから手続き |
ソフトバンクショップ | 店舗による | 3,000円 | ソフトバンクへの持ち込み |
SoftBankで契約したiPhoneのSIMロックを解除するには2つの方法があります。
My SoftBankからの手続きであればネットがつながればできますし、手数料もかからないのでおすすめです。
また、SIMロック解除をできるiPhoneには条件があるので、こちらも併せて確認しておきましょう。
- iPhone6S以降の端末であること
- 購入から101日以上が経過していること
(端末代金一括購入の場合は101日以内でも可能) - 解約日から90日経過していないこと(SoftBank解約済みiPhone)
- ネットワーク利用制限・安心遠隔ロック等がかかっていないこと
- 水濡れなど故障がないこと
- iPhoneを契約した本人であること
この6つの条件を満たしているiPhoneであればSIMロック解除をすることができます。
SIMロック解除3つのやり方について解説しているので、ピンときたものを選んでみてくださいね。
- SoftBankのiPhoneのSIMロック解除
My SoftBankからの手続き(PC・スマホ)
- My SoftBankにログインする
- メニューの「・契約・オプション管理」へ
- 関連メニューの「SIMロック解除手続き」へ
- IMEI番号を入力→次へ
(「*#060#」へ発信すると確認可能) - 「解除手続きする」をクリック・タップ
- SIMロック解除完了
My SoftBankからの手続きはIMEI番号を入力するだけなので、なにも難しいことはありません。
あらかじめIMEI番号を準備しておけばスムーズに進めることができます。
「手続き受付完了」という画面が表示されれば、SIMロック解除の手続きは完了です。
難しい操作ではないので基本的には問題ないはずですが、もしエラーが出る場合はソフトバンクサポート(スマホはこちら)に問い合わせてみましょう。
ソフトバンクショップへの持ち込み
- 近くのソフトバンクショップにiPhoneを持っていく
- SIMロック解除希望であることを店員に伝える
- 店員にSIMロック解除をしてもらう
- 手数料3,000円は翌月引き落とし
SoftBankのiPhoneであれば、ソフトバンクショップに持ち込むことでもSIMロック解除ができます。
手数料3,000円がかかりますが、自分で手続きするのが不安な人にはおすすめです。
また、SIMロック解除は当日中に完了しますが、手数料の3,000円は翌月のスマホ利用代金と一緒に引き落としになります。
【手順2】電話番号をそのまま使いたい場合はMNP予約番号をもらってMNP転出をする
いま使っている電話番号を格安SIMへ乗り換え後も使いたい場合は、MNP転出(番号移行申し込み)をする必要があります。
「MNP転出」ときくと難しそうなイメージがあるかもしれませんが、意外とそんなことはありません!
まず、いま利用しているキャリアでMNP予約番号を取得します。
ただし、MNP予約番号には「申し込み日から15日」という有効期限があるため注意が必要です。
とはいっても、MNP予約番号を取得するタイミングを「格安SIMに申し込む直前」にしておけば有効期限内にすべての手続きを終わらせることができるので、そこまで心配する必要はありません!
- キャリア別SIMロック解除方法
docomoでMNP予約番号を取得する方法
受付時間 | 詳細 | |
---|---|---|
My docomo | 09:00~21:30 | My docomoから申し込み |
電話 | 09:00~20:00 | docomo回線から:151(無料) その他から:0120-800-000へ電話 |
店頭 | 店舗による | 契約者本人がドコモショップへ。 身分証必須。 |
docomoでMNP予約番号を発行するには3つの方法があります。
予約番号の発行自体では手数料は一切かからないので、どの方法を選んでも大丈夫です。
また、乗り換え先へMNP転出が完了したタイミングでdocomoの解約(乗り換え)が完了します。
そのため「MNP転出が完了した瞬間」がドコモの更新月以外であれば違約金が発生してしまいます…
違約金が発生しないように更新月での乗り換えを考えている方は「更新月になってすぐ」MNP予約番号をもらうように調整しましょう!
- docomoのMNP予約番号をもらう方法
ネット(My docomo)でMNP予約番号を取得する
- My docomoへログイン
- 「各種お申込み・お手続き」へ
- 「携帯電話番号ポータビリティ(MNP)」へ
- 「解約お手続き」へ
- 「上記注意事項を確認しました」にチェック→次へ
- 「携帯電話番号ポータビリティを予約する」にチェック→次へ
- 「手続きを完了する」へ
- MNP予約番号発行完了
My docomoから簡単にMNP予約番号を取得することができます。
電話や店舗でのMNP予約番号取得では、解約の引き留めがあるので、それが煩わしいと感じる方にはネットからの手続きがおすすめです。
また、手続き自体も簡単ですぐに完了します。
ここで発行したMNP予約番号は発行した日にから15日間有効です。
docomoに電話をしてMNP予約番号を取得する
- 151(docomo回線)or0120-800-000(その他)に電話
- オペレーターにMNP予約番号発行の旨を伝える
- MNP予約番号をメモする
docomo回線の端末からであれば151、その他の回線からであれば0120-800-000から申し込みができます。
SIMロック解除と違い、電話申し込みでも手数料はかかりません。
若干解約の引き留めがあったりしますが、MNP予約番号自体はすぐに受け取ることができます。
ドコモショップでMNP予約番号を取得する
- 近くのドコモショップへ行く
- 店員にMNP予約番号をしたいことを伝える
- MNP予約番号を取得・メモする
ドコモショップでもMNP予約番号の取得はすぐに完了します。
店頭でMNP予約番号の取得を申し出ましょう。
引き留められることもありますが、普通に断っていればすぐにMNP予約番号を発行してもらうことができます。
また、ショップが混雑していれば待ち時間が長くなることもあるので、できそうな方はネットや電話からの申し込みがおすすめです。
auでMNP予約番号を取得する方法
受付時間 | 詳細 | |
---|---|---|
My au | 09:00~21:30 | My auから申し込み |
電話 | 09:00~20:00 | 0077-75470(無料) |
店頭 | 店舗による | 契約者本人がauショップへ。身分証必須。 |
auから乗り換えるためにMNP予約番号をもらうには3つの方法があります。
SIMロック解除と違って、どの方法でも手数料はかかりません。
また、乗り換え先へMNP転出が完了したタイミングでauの解約(乗り換え)が完了します。
つまり「MNP転出が完了した日」がauの更新月以外であれば違約金・契約解除料が発生してしまいます…
更新月での乗り換えを考えている方は、格安SIM申し込み~解約完了までに1週間程度かかるので「更新月になってすぐ」MNP予約番号を発行するようにしておくと安心です。
- auのMNP予約番号をもらう方法
ネット(My au)でMNP予約番号を取得する
- My auにログインする
- 「申し込む/変更する」へ
- 「au携帯番号ポータビリティ(MNP)」へ
- 暗証番号(契約時設定の4桁番号)
- 注意事項確認→次へ
- MNP世や宇番号取得完了
My auからのMNP予約が一番受付時間が長い&簡単なので、このMy auからの申し込みが一番おすすめです。
また、人と話す必要がないので引き留められることもありません。
すべての手順でも1分かからずにMNP予約番号を取得することができます。
これで取得した日から15日間がMNP予約番号の有効期限になるので、スムーズに格安SIMの申し込み・契約に進みましょう。
auに電話をしてMNP予約番号を取得する
- 0077-75470に発信する(通話料無料)
- ガイダンスにしたがいオペレーターにつなぐ
- MNP予約番号取得の旨を伝える
- MNP予約番号をメモする
auの受付窓口への電話でもMNP予約番号を取得することができます。
SIMロック解除のときとは違ってMNP予約番号自体の手数料はかかりません。
また、電話でもスムーズに予約番号の取得はできますが、解約の引き留めがあることもあるので、それが嫌な人・面倒な人はMy auを利用するのがおすすめです。
auショップでMNP予約番号を取得する
- 近くのauショップにiPhoneを持っていく
- ショップ店員にMNP予約番号を取得したいことを伝える
- MNP予約番号をもらう
auショップの店舗でもMNP予約番号を簡単に・無料で発行することができます。
店員に伝えるだけなので、My auなどでの手続きと違って簡単ですよね。
取得した番号をメモして手順3に進みましょう。
ただしauショップが混んでいるタイミングで行ってしまうと、MNP予約番号をもらうまでに時間がかかることもあるので、すぐに済ませたい方はネットや電話を使うのがおすすめです。
SoftBankでMNP予約番号を取得する方法
受付時間 | 詳細 | |
---|---|---|
電話 | 09:00~20:00 | ソフトバンク回線から:157(無料) その他から:0800-919-0157 |
店頭 | 店舗による | 契約者本人がソフトバンクショップへ。身分証必須。 |
SoftBankでMNP予約番号を取得するには2つの方法があります。
My SoftBank(ネット上)での手続きはできませんが、電話・店頭でもSIMロック解除とは違って手数料はゼロです。
また、乗り換え先へMNP転出が完了したタイミングでSoftBank回線の解約(乗り換え)が完了します。
そのため「MNP転出が完了した日」がSoftBankの更新月でなければ違約金・契約解除料が発生してしまいます…
更新月での乗り換えを考えている方は、格安SIM申し込み~解約完了までに1週間程度かかるので、MNP予約番号を取得するタイミングは「更新月になってすぐ」がおすすめです。
- SoftBankのMNP予約番号をもらう方法
SoftBankサポートに電話をしてMNP予約番号を取得する
- ソフトバンク回線は157その他回線は0800-919-0157へ電話
- 音声ガイダンスに従ってオペレーターにつなぐ
- MNP予約番号取得したいことを伝える
- MNP予約番号取得完了
SoftBankサポートに電話をしてMNP予約番号を取得します。
受付時間は午前9時から午後8時まで(年中無休)なので、この間で電話をかけるようにしましょう。
ここでは解約を引き留められることがありますが、そのまま断り続けていればMNP予約番号を発行してもらえるので、これをメモしておきましょう。
MNP予約番号は取得した日から15日という有効期限があるので、取得したらすぐに手順3の格安SIMの申し込み・契約に進みます。
ソフトバンクショップでMNP予約番号を取得する
- 近くのソフトバンクショップへ行く
- MNP予約番号取得をしたいことをショップ店員に伝える
- 予約番号をもらう・メモする
ソフトバンクショップでも、無料でMNP予約番号を発行してもらうことができます。
SIMロック解除と違い、店頭申し込みでも手数料はかかりません。
また、店頭で解約を引き留められることもありますが、断っていれば問題なくMNP転出予約番号を発行してくれます。
店頭でMNP予約番号をもらった日からMNP転出番号の有効期限15日間のカウントが始めるので、速やかに手順3の格安SIM申し込み・契約に進みましょう!
【手順3】格安SIMを申し込む・契約する
SIMロック解除・MNP予約番号の取得まで完了出来たら、ようやく格安SIMへの申し込みをします。
格安SIMでは基本的にネットからの申し込みになりますが、近くに店舗があるのであれば店舗へ出向いてもOKです。
- メールアドレス・電話番号など
- 本人確認書類(免許証など)
- クレジットカード(支払い手段)
- MNP予約番号(手順2で取得)
ネット・店頭どちらからでも、申し込みのタイミングで必要になるものがこちらです。
ほとんどの格安SIMでは口座振替ができないので、クレジットカードはほぼ必須になります。
また、ここでは格安SIMの選び方やSIMカードサイズなどの注意点について簡単に解説しますが、不要な方は「【手順4】APN設定をする」を確認してみてください。
SIMカードサイズはnanoSIMを選ぶ
nanoSIM | iPhone5以降 |
---|---|
microSIM | iPhone4/4S |
標準SIM | iPhone/3/3GS |
SIMカードにはnanoSIM、microSIM、標準SIMなど、いくつかのサイズがあります。
一見どれを選んだらよいか迷いそうですが、iPhone場合はnanoSIMで問題ありません。
iPhone5以降の端末であれば、nanoSIMに対応しています。
使い方や条件に合った格安SIMキャリア・プランを選択する
格安SIM・MVNOキャリアだけでも10社以上あり、それぞれのキャリアの中にもいろいろなプランがあります。
どの格安SIMを選んでも料金が安くなることに変わりはありませんが、重要視する機能やポイントは人によって違いますよね。
ライフスタイルやスマホの利用状況に合わせて最適な格安SIMキャリア・プランを選択しましょう!
格安SIMの選び方については「【格安SIMのおすすめランキング2019】後悔しないMVNOの選び方」を参考にしてみてくださいね。
【手順4】SIMカードをiPhoneに差し込んでAPN設定をする
手順4は手元にSIMカードが届いたあとのAPN設定(初期設定)について解説しています。
iPhoneにSIMカードを差し込んだだけではネット利用はできないので、APN設定の手順まできちんと確認しておきましょう!
それほど難しい操作ではないので、機械が苦手な方でもまずは流れをみてみてくださいね。
SIMカードを差し込む
まずはiPhoneの電源を切って、SIMカードを収納している箇所(SIMトレー)からSIMカードを取り出しましょう。
iPhoneの側面に小さな穴が開いている箇所がありますよね。
この小さな穴がある場所がSIMトレーで、ここにSIMピンを差せばトレーを開くことができます。
SIMピンがあればスムーズですが、小さいのでなくしてしまうこともありますよね。
そんなときはクリップ・安全ピン・画鋲などで代用することができます。
電源を付けて、画面左上に「docomo/au/SoftBank」と表示されていれば、SIMカードの交換は完了です!
Wi-Fiに接続してプロファイル(APN)をインストールする
SIMカードを差し替えたら、APN設定(初期設定)へ移ります。
また、ここはWi-Fiがなければ設定ができないので、はじめにWi-Fiに接続しておきましょう。
ネットにつないで上のリンクから各キャリアのプロファイルをダウンロード・インストールします。
あとはスマホ画面の案内に従って進めれば、APN設定は完了です。
ここまで完了して、やっと格安SIMでネットを使うことができるようになります!
- 設定できるか不安な人は
- APN設定はそれほど難しい操作ではありませんが、それでも不安な人は実店舗がある格安SIMを選びましょう。実店舗であればAPN設定までを店舗側がやってくれます。
新しいiPhoneを使う場合でも基本的な手順は同じ
ここまで「いま使っているiPhoneを格安SIMに乗り換える手順」について解説してきましたが、新しいiPhoneを使おうと考えている人でも手順はそれほど変わりません。
「旧iPhoneからのバックアップ」「新iPhoneへのデータ移行」の2つの手順を追加にするだけです。
- 新iPhoneにするときの追加手順
手順1の前にバックアップを取っておく
新しいiPhoneを利用する場合は、元のiPhoneで使っていたデータを新iPhoneに移行する必要がありますよね。
まず一番初めにPCまたはiCloudで、iPhoneのバックアップを取っておきましょう。
「iCloudの容量がいっぱい」と表示されてしまう人も多いと思うので、基本的にはPCからのバックアップがおすすめです。
- 注意点
- バックアップを取るとき、iOSのバージョンは最新にしておくことをおすすめします。バックアップ前後の端末でインストールされているOSのバージョンが違うと不具合が出ることがあるためです。
手順4の前にデータの復元をする
APNの設定をする前に、新しいiPhoneにデータを移行しておきましょう。
PCであればPCから、iCloudであればiCloudからバックアップしたデータを復旧させます。
バックアップが完了したら、「手順4:SIMカードをiPhoneに差し込んでAPN設定をする」に進み、格安SIMでネット回線を使えるように設定しましょう!
これで新しいiPhoneでも格安SIMが使えるようになります。
iPhoneはそのまま!格安SIM・MVNOで月額料金を安くしよう
使っているiPhoneをそのままで、大手キャリアから格安SIM・MVNOへ乗り換える手順について解説しました。
手順は全部で4つです。それほど難しい・複雑な手順ではないことがわかったと思います!
改めて大きな4つの手順について振り返りますね。
新iPhoneにする場合は、この4つに加えて「バックアップ」「データ復元」の操作が必要になります。
格安SIMへの乗り換えは、手キャリアの乗り換えとと違って、自分でやらなければならないことが多いので初めて乗り換えるときは不安かもしれません。
でも、ここで紹介した手順で1つ1つの操作をきちんとやっていけば、意外とあっけなく格安SIMへ乗り換えることができます!
乗り換え操作が不安で格安SIMをためらっている人は、このページを読み返しつつ何度も頭の中でシミュレーションしてみてくださいね。
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