ANAマイルを貯めると、お得な特典航空券と交換できたり、さまざまなサービスに利用できたりします。
でも、いざANAマイルを貯めようとしても…
- ANAのフライトはたまに使う程度でなかなか貯まらない…
- フライト以外で効率的に貯められたら…
- クレカのポイント移行レートってかなり低いから…
このように思っている人も多いと思います。
そこで、このページではANAマイルを”効率的に”貯める3つの方法を解説します。
これさえ読めば、ANAマイルを貯めるコツがわかるので、毎年海外旅行に行くのも夢じゃありません!
「ANAマイルを貯めたいとは思ったけどなかなか貯まらなかった…」「これからANAマイルを効率的に貯めたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ANAマイルを”効率的に貯めるには”3つの手段を駆使しよう
実は、ANAマイルを貯める方法というのは、ここで紹介する3つの方法以外にもまだいくつかあります。
でも、普通にANAマイルを貯めようとしてもなかなか貯まらず、正直効率は悪いです。
そこでここでは、“実践的・効率的な”ANAマイルのため方を紹介します。
ANAマイルを貯める方法として、特に効率が良いのは「ANAのフライトを利用」「クレカを利用」「ポイントサイトを利用」の3つの方法です。
まずはここでそれぞれの概要を解説するので、さらっと確認したあとに、その後の実践編に沿って具体的なANAマイルの貯め方を確認していきましょう!
- ANAマイルを”効率的に”貯める3つの手段
1. ANAのフライトで貯める
国内線 | 国際線 | |
---|---|---|
フライトマイル計算式 | 区間基本マイレージ×運賃種別ごとの積算比率 | 区間基本マイレージ×予約クラスごとの積算比率 |
獲得マイル例(普通) | 東京-福岡 567マイル×75%=425マイル | 東京-ハワイ 3,831マイル×70%=2,681マイル |
獲得マイル例(プレミアム) | 東京-福岡 567マイル×150%=850マイル | 東京-ハワイ 3,831マイル×150%=5,746マイル |
上には、搭乗で貯まるフライトマイルの計算式や例をまとめています。
実際にフライトで獲得するのは、上記のフライトマイル+ボーナスマイルです。
ボーナスマイルは、ANAカードを持っていればフライトマイルの10%~50%分が加算されますよ。
そのため、フライトで貯めるならANAカードを持っていた方が格段に貯まりやすいのでおすすめです。
ボーナスマイルについては下にまとめておきますね。
- ANA一般カード:フライトマイル×10%分が加算される
- ANAワイドカード:フライトマイル×25%分が加算される
- ANAゴールドカード:フライトマイル×25%が加算される
- ANAプレミアムカード:フライトマイル×50%が加算される
2. クレジットカードで貯める
ポイント還元率 | マイル交換率 | |
---|---|---|
ANA一般カード | 1,000円→1ポイント | 1ポイント→5マイル |
ANAワイドカード | 1,000円→1ポイント | 1ポイント→5マイル |
ANAゴールドカード | 1,000円→1ポイント | 1ポイント→10マイル |
ANAカードプレミアム | 1,000円→1ポイント | 1ポイント→15マイル |
ANAカードや提携クレジットカードを使って買い物すると、上にまとめたようにポイント還元されます。
そのポイントをANAマイルに交換すれば、効率的にマイルを貯められますよ。
例えば、JCBのOki Dokiポイントや、VISAのワールドプレゼントなどのポイントをANAマイルに交換できます。
提携クレジットカードでも可能ですが、フライトボーナスなどを考えるとやはりANAカードを使うのがおすすめです。
3. ポイントサイトで貯める
このようなポイントサイトでは、案件を達成してポイントを貯めると現金や他ポイントに移行可能です。
ANAマイルに移行するルートもあるので、ポイントサイトのポイントをANAマイルにすれば一気に貯められます。
ポイントサイトによっては直接ANAマイルに交換できる場合もありますが、交換率が30%~50%と低くなるので、いくつかのポイントを経由してANAマイルへ移行するのがおすすめですよ。
交換率70%以上になるので、おすすめ交換ルートをまとめておきますね。
- モッピー・ハピタス・すぐたまなど→ドットマネー→TOKYUポイント→ANAマイル(交換率75%)
- げん玉、ポイントタウン、ECナビなど→PeXポイント→nimoca→ANAマイル(交換率70%)
【ANAマイルを貯める前に】まずは準備から始めよう
まずは、ANAマイルを貯めるために必要な準備を始めます。
管理しやすいアプリをインストールしたり、適切なクレジットカードを選んだりしてくださいね。
すでに準備ができている人は、マイルを貯める実践編(フライト・クレジットカード・ポイントサイト)から進んでくださいね。
1. ANAマイレージクラブに登録する
マイルを貯めるためには、ANAマイレージクラブに登録する必要があります。
公式サイトから入会手続きを進めてくださいね。
このように、ANAマイレージクラブ単体または、クレジットカード(ANAカード)と同時申込できますよ。
ANAマイレージクラブ単体の登録なら、住所氏名など個人情報を入力してくださいね。
完了すれば、カード発送またはアプリ版での利用が開始されます。
ANAマイレージクラブカードでマイルを貯めていた人が、ANAカードを作るとき、それまで貯めたマイルは引継ぎできるので安心してくださいね。
2. ANAマイレージクラブアプリをインストールする
ANAマイレージクラブには専用のアプリがあり、インストールするのがおすすめです。
マイルの有効期限や残高がすぐに確認できますし、国内線スキップサービスなども使えて便利ですよ。
ANAマイレージクラブのお客様番号とWebパスワードでログインしてくださいね。
専用ページにログインしなくても、アプリでいつでもマイルをチェックできます。
3. ANAマイラー向けのクレジットカードを1枚~2枚持っておく
最後の準備として、ANAマイラー向けのマイルが貯まりやすいクレジットカードを持っておくのがおすすめです。
やはりANAマイルを貯めるなら、「ANAカード」を作るのが一番効率よくマイルを増やせます。
プレミアムカードまで持っていなくても、1.0%と高還元なゴールドカードを持っていれば十分貯まりますよ。
サブで一般カードを持つなど、1~2枚のクレジットカードを使いこなしてANAマイルを上手に貯めてくださいね。
< div class="al-r m30-b m5-t"ANAマイラー向けのクレジットカード
【実践編】ANAのフライトで効率的にANAマイルを貯める方法を徹底解説
ここでは、ANAのフライトでマイルを効率的に貯める方法を解説します。
やはり飛行機を利用するのが一番マイルを貯めやすい方法です。
その中でも、航空券ごとの違いやANA便がないときの対処法なども解説していきますね。
安い航空券が良いか・マイル積算率の良い航空券が良いかを比較する
東京発 | ANAバリュー(積算率75%) | ANAフレックス(積算率100%) | |
---|---|---|---|
札幌 | 10,360円~(382マイル) | 37,460円~(510マイル) | |
大阪 | 9,330円~(210マイル) | 25,130円~(280マイル) | |
福岡 | 12,000円~(425マイル) | 40,300円~(567マイル) |
※通常シーズンの参考料金です。
ANAでは、ANAバリューなどの早割プランで安く航空券を購入できます。
マイル積算率について、バリュー(安い航空券)は積算率70%で、フレックス(高い航空券)は積算率100%になるので、当たり前ですが高い方が多くマイルが貯まりますね。
しかし、航空券の金額が2倍以上するのに、マイルが2倍以上貯まるわけではありません。
そのため、安い航空券でマイルを貯めた方が「獲得マイル/支払額」は安くなります。
ANAカードを使ってボーナスマイルも獲得する
ANA一般カード | ANAゴールドカード | |
---|---|---|
年会費 | 2,200円(初年度無料) | 15,400円 |
ボーナスマイル積算率 | 10% | 25% |
ANAカードを使えば、フライトでボーナスマイルが貯まります。
ボーナスマイルは、上記の積算率をフライトマイルに積算した分がプラスされますよ。
例えば、東京-大阪間で510マイル貯まるとき、一般カードなら10%分の21マイルがプラスされて、合計561マイル貯まる計算です。
ゴールドカードなら、25%分の127マイルがプラスされて合計637マイル貯まります。
年会費を考えると、あまり飛行機に乗らない人なら一般カード、月1~2回飛行機に乗る人ならゴールドカードがおすすめです。
ANAカードで航空券を購入すると、100円で最大2.5~3マイル相当(プレミアムカードなら4.5マイル)が貯まります。
ANA便がないときはスターアライアンスの便を利用する
主に国際線ですが、ANA便が予約できないときは提携航空会社であるスターアライアンスの便を利用できます。
スターアライアンス便なら、フライトでANAマイルが貯まりますよ。
中国国際航空やアシアナ航空、ユナイテッド航空など、世界各国の航空会社が提携しています。
ANA便ではなくスターアライアンス便を使った場合、ボーナスマイルがありません。フライトマイルは会社によって少し変わりますが、基本的にANA便と同じです。
【実践編】クレジットカードで効率的にANAマイルを貯める方法を徹底解説
クレジットカードでANAマイルを貯めるなら、やはりANAカードを使うのが効率的です。
日々の買い物でANAカードを使えばどんどんマイルが貯まりますよ。
ここではANAマイル加盟店についてもまとめているので、ぜひ目を通してくださいね。
- クレジットカードでANAマイルを貯める方法
日常生活の決済は出来るだけクレジットカード・ANAカードで決済するようにする
クレジットカードで貯める概要でも解説した通り、ANAカードや提携クレジットカードのポイントをANAマイルに交換できます。
そのため、日常生活の決済はできるだけクレジットカードを使ってポイントを貯めるのがおすすめです。
交換率で考えると、ANA一般カードなら100円あたり0.5マイル、ANAゴールドカードなら100円あたり1マイル貯まる計算になりますよ。
現金で買い物するよりも、クレジットカードを使った方が効率的にマイルが貯まります。
ANAカードのブランドは、JCB・Visa・MasterCard・アメリカンエキスプレスなどのカードブランドから選べます。また、PASMO・Suicaなどの交通系IC一体型カードもあるので、普段使いとしても十分使えますよ。
ANAマイル加盟店を積極的に活用する
ANA SKY SHOP、ANA FESTA、セブンイレブン、マツモトキヨシ、スターバックス、大丸松坂屋、高島屋、阪急百貨店、出光、ENEOSなど
ANAマイル加盟店を積極的に利用すれば、どんどんマイルが貯まりますよ。
上にまとめたようなANAマイルの加盟店で、ANAカード決済をすると、カード会社のポイントとは別にANAマイルが直接貯まります。
100円または200円で1マイル貯まるので、還元率は高い方です。
普通にカード決済するより2倍ほどマイルが貯まるので、ANAマイル加盟店では必ずANAカードを使ってくださいね。
ANAマイレージモールを経由すれば、楽天やYahoo!ショッピングなどネットショッピングでもANAマイルが貯まります。
【実践編】ポイントサイトで効率的にANAマイルを貯める方法を徹底解説
ポイントサイトで貯めたポイントをANAマイルに移行すれば、かなりマイルが貯まりやすくなります。
モッピーやげん玉など、初心者でも稼ぎやすいポイントサイトがあるので、上手に活用してくださいね。
ここでは、ポイントサイトでの貯め方からANAマイルに移行するまでの流れを解説します。
- ポイントサイトでANAマイルを貯める方法
複数のポイントサイトに登録する
効率よくポイントを貯めるには、モッピーやげん玉など複数のポイントサイトに登録するのがおすすめです。
それぞれで掲載している案件数や単価が異なる場合があるので、見比べながらポイ活できます。
好条件の案件を探して、より稼ぎやすくなりますよ。
ポイントサイトによっては、ANA JCBカードやANA visaカードなどを発行すれば数千円分のポイントがもらえる場合もあるのでおすすめです。
クレジットカード発行、会員登録系の高単価案件を中心にポイントを貯める
ポイントサイトでは、アプリダウンロードや無料会員登録、資料請求などさまざまな案件があります。
その中でも、高単価案件であるクレジットカード発行や会員登録などを達成すれば大量ポイントを獲得できますよ。
クレジットカード1枚で5,000ポイントなどの高単価も普通なので、可能な範囲でどんどん貯めてくださいね。
貯まったポイントをTOKYUルートでANAマイルに移行する
各ポイントサイト→ドットマネー(交換率100%)→TOKYUポイント(交換率100%)→ANAマイル(交換率75%)
ポイントサイトからANAマイルに直接移行すると交換率が50%程度と低くなります。
そのため、交換率75%のTOKYUルートでANAマイルに移行するのが基本です。
交換でかかる日数は、ドットマネーは3日程度、TOKYUポイントは15日〜30日、ANAマイルへは1週間ほどなので、完了するまで1ヶ月前後かかります。
少し時間と手間がかかりますが、せっかく貯めたポイントを有効に使うための手段なのでぜひ活用してくださいね。
- ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(東急カード):年会費2,200円
- ドットマネー:登録無料
まとめ
ANAマイルを貯める3つの方法について徹底解説しました。
フライトマイル、クレジットカード、ポイントサイトを使えば、効率よくANAマイルが貯まるとわかりましたね。
最後に、ANAマイルの貯め方で覚えておきたい5つの内容をまとめるので、もう一度振り返りましょう。
これらを押さえておけば、ANAマイルの貯め方に関する知識はバッチリです。
貯め方を意識すればどんどんANAマイルを増やせるので、海外旅行分のマイルが貯まるのも夢じゃありませんよ。
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